研究課題/領域番号 |
15K01832
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基盤・社会脳科学
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
前島 隆司 金沢大学, 医学系, 准教授 (70399319)
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連携研究者 |
長谷川 恵美 筑波大学, 国際統合睡眠医科学研究機構, 助教 (40765955)
征矢 晋吾 筑波大学, 国際統合睡眠医科学研究機構, 助教 (90791442)
櫻井 武 筑波大学, 国際統合睡眠医科学研究機構, 教授 (60251055)
三枝 理博 金沢大学, 医学系, 教授 (20296552)
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研究協力者 |
Stefan Herlitze ルール大学, ボーフム・生物学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 睡眠・覚醒 / 光遺伝学 / 錐体オプシン / オレキシン / セロトニン / ノルアドレナリン / ヒスタミン |
研究成果の概要 |
錐体視細胞のオプシンを人為的に神経細胞に発現させると、光照射により神経細胞の電気活動と伝達物質の放出を抑制させることができる。本研究では、この手法を用い睡眠・覚醒制御システムの中核を担う視床下部神経系とモノアミン作動性神経系の機能的役割について解析を行った。 まず、ナルコレプシー睡眠障害モデルマウスにおいて、扁桃体におけるセロトニン放出の低下が情動性脱力発作の発症をもたらしていることが明らかになった。また、覚醒制御に関わる視床下部外側野オレキシン神経が、青斑核ノルアドレナリン神経の活性化を介して、扁桃体で処理される恐怖記憶によって表出する恐怖反応の発現を促していることが明らかになった。
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