研究課題/領域番号 |
15K01836
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基盤・社会脳科学
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研究機関 | 関西学院大学 |
研究代表者 |
佐藤 暢哉 関西学院大学, 文学部, 教授 (70465269)
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研究協力者 |
山岸 厚仁 関西学院大学, 文学研究科, 大学院研究員
林 朋広 関西学院大学, 文学研究科
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 脳梁膨大後皮質 / ナビゲーション / ルート記憶 / 空間記憶 / ラット / 空間認知 / 記憶 |
研究成果の概要 |
脳梁膨大後皮質の機能の一端を明らかにすることを目的に,脳梁膨大後皮質を損傷したラットにおいて,環境の微小な変化を加えることが学習したルートの追従に与える影響について検討した.その結果,ルートを学習するまでに要する試行数に脳梁膨大後皮質の損傷の影響は見られなかった.しかし,テスト課題において,脳梁膨大後部皮質を損傷したラットで,迷路構造の変化を与えた際に,学習したルートから逸れた特定の領域に侵入する回数が増加した.脳梁膨大後皮質が学習したルートを自動的に追従することに関与し,その機能が微細な迷路構造の変化によって阻害されたと考えられる.
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