研究課題/領域番号 |
15K01867
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域研究
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研究機関 | 一橋大学 |
研究代表者 |
南 裕子 一橋大学, 大学院経済学研究科, 准教授 (40377057)
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研究分担者 |
閻 美芳 宇都宮大学, 学内共同利用施設等, 講師 (40754213)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 中国 / 農村自治 / グリーン・ツーリズム / 地域秩序 / 混住化 / 中国農村 / グリーンツーリズム / 自治 |
研究成果の概要 |
中国農村でグリーン・ツーリズムを展開する地域を事例に、村の自治、個人と村の自律性の確立の条件について、実証的な分析を行った。村の集団経済力や村幹部の指導力が弱くても、地域の自律性の保持が可能な地域もあった。それを支えたのは、経営面での本村人リーダーの存在、フォーマル・インフォーマルな村民の参加メカニズムの存在、外来者への開放性であった。また、混住化と本村人の都市農村往来型中間層への転換が、今後、村の村立構造に大きな変化をもたらし、地域自治や秩序を再編する可能性もうかがわれた。
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