研究課題/領域番号 |
15K01874
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域研究
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研究機関 | 金沢星稜大学 |
研究代表者 |
山田 孝子 金沢星稜大学, 人文学部, 教授 (20293839)
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研究分担者 |
煎本 孝 北海道大学, 文学研究科, 名誉教授 (50124227)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 文化人類学 / 在日チベット人 / ネットワーク形成 / 共同性再構築 |
研究成果の概要 |
ダライ・ラマのインド亡命から60年経過するなかで、在日チベット人はチベット本土出身者を含め約220人を数える。本研究では、在日チベット人社会における伝統文化や共同性の再構築・維持のメカニズムを、ネットワーク形成と情報発信、イベントなどの集いあう場、日‐蔵関係の歴史的展開などに着目し、分析した。在日チベット人は、デジタル・メディア活用による国内外とのネットワーク形成とチベット関連情報の発信、明治以降の緊密な日-蔵関係や仏教を介した宗教的連帯、日本社会からの多方面の支援活動などの日-蔵の双方向交流を背景に、日本における伝統文化と共同性の再構築・維持を展開してきたことが明らかにされた。
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