研究課題/領域番号 |
15K01876
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域研究
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
外山 文子 (坂野) 京都大学, 東南アジア地域研究研究所, 連携講師 (50748118)
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研究分担者 |
玉田 芳史 京都大学, アジア・アフリカ地域研究研究科, 教授 (90197567)
伊賀 司 京都大学, 東南アジア地域研究研究所, 特別研究員(PD) (00608185)
日下 渉 名古屋大学, 国際開発研究科, 准教授 (80536590)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 強権政治 / ストロングマン / 民主主義 / 法の支配 / ポピュリズム / 対抗エリート / 新しい強権的政治指導者 / 既得権益層 / 民主化 / 大衆デモ / 首相の大統領化 / 強力な執政権 / 議院内閣制の大統領制化 / 与党内の政治権力構造 |
研究成果の概要 |
21世紀の東南アジア諸国では、強力な政治指導者が多数登場してきた。彼らは選挙により選ばれたという正当性を持つにもかかわらず、強権政治を批判されてきた。本研究では、タイのタックシン元首相、フィリピンのドゥテルテ大統領、マレーシアのナジブ元首相、インドネシアのジョコ・ウィドド大統領に焦点を当て比較検証を行った。比較検証の結果、タイ、フィリピン、インドネシアでは、新しい政治指導者たちが、有権者の民主主義や法の支配への失望を背景に政治権力を掌握したが、既存のエリート層から強い反発をうけ、結果的に一層強権化していったプロセスが浮かび上がった。
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