研究課題/領域番号 |
15K01900
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域研究
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研究機関 | 追手門学院大学 |
研究代表者 |
山口 公一 追手門学院大学, 経済学部, 教授 (20447585)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 地域研究 / 東アジア / 韓国・朝鮮 |
研究成果の概要 |
近年の「帝国史」研究や「植民地近代」論をめぐる議論を踏まえ、現代韓国・朝鮮社会に連続する社会基盤整備として、朝鮮民族を支配の側に取り込んでいく戦時体制構築の前提となった「帝国秩序」なるものが植民地権力と対日協力者、地域住民といった三者の「せめぎ合い」の結果、朝鮮社会に形成されたものであることを明らかにしようとした試みである。 そのための史料調査と収集を実施し、論文、学会報告、書評などのかたちで、研究成果を発表した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
植民地期朝鮮の最終局面となる戦時体制の構築の前提には、朝鮮民族に支配への「統合」を促す社会的雰囲気(=「帝国秩序」)の形成があった。その可視化を試みた研究成果である点に学術的意義がある。その研究成果は、植民地期朝鮮の地域のあり方を新たな視点から解明し、その理解を深める一助となろう。そこに本研究の社会的意義があるものと考える。
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