研究課題/領域番号 |
15K01901
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域研究
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研究機関 | 大阪経済法科大学 |
研究代表者 |
梶村 美紀 大阪経済法科大学, 国際学部, 准教授 (00534421)
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研究分担者 |
陳 天璽 早稲田大学, 国際学術院, 教授 (40370142)
根本 敬 上智大学, 総合グローバル学部, 教授 (90228289)
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連携研究者 |
根本 敬 上智大学, 総合グローバル学部, 教授 (90228289)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 地域研究 / ビルマ系日本人 / アイデンティティ / 家族のつながり / 無国籍 / 定住外国人 / つながり / 家族 |
研究成果の概要 |
本研究は日本に長期滞在するビルマ(現ミャンマー連邦共和国)出身者のアイデンティティのあり方に着目し、「ビルマ系日本人」誕生の可能性とその意義を明らかにすることを目的としている。アイデンティティのあり方については、先行研究で多用されている国籍やパスポート等の明文化されているモノを主軸にするのではなく、当事者が国籍やパスポートをいかに運用、操作しているのかという個人の選択に着目した。定説であった1988年民主化要求デモを契機とした越境に加え、1960年代以降の越境過程、移住先での共同体形成の特徴を考察し、その間のアイデンティティー変容から「ビルマ系日本人」誕生の萌芽が見出せることが明らかになった。
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