研究課題/領域番号 |
15K01906
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域研究
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研究機関 | 独立行政法人日本貿易振興機構アジア経済研究所 |
研究代表者 |
清水 達也 独立行政法人日本貿易振興機構アジア経済研究所, 地域研究センターラテンアメリカ研究グループ, 研究グループ長 (00450510)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | ラテンアメリカ / ペルー / ブラジル / 輸出青果物 / 穀物 / 農企業 / 大規模経営体 / 青果物 / 大豆 / トウモロコシ / 大規模生産者 / 農業経営体 / 農業企業 / 農業 / 家族経営 / 企業経営 / 経営構造 |
研究成果の概要 |
ラテンアメリカでは近年、農業をめぐる土地、資本、労働力、技術などの生産要素市場や、農産物の市場が大きく変化している。このような変化に対応して、ブラジル中西部では大豆やトウモロコシなどの穀物を、ペルーでは青果物を大規模に生産する企業形態の農業経営体(農企業)が成長し、供給を増やしている。 これらの経営体は、生産そのものよりも、外部から有利な条件で生産要素を調達すること、その要素を結合して効率的に生産すること、そして農産物に付加価値をつけて販売することに強みを持っている。このような経営体の成長により、関連産業とともに農業がラテンアメリカの経済成長の原動力の1つとなっている。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
主に途上国における人口増加と経済成長に伴い、食料に対する需要はこれからますます増大するとみられている。これに対応する供給の担い手として期待されているのが、ラテンアメリカの農業生産者である。本研究は、ラテンアメリカにおいて穀物や青果物の生産・輸出を増やしている生産者をとりあげてその特徴を分析した。この研究から得られた知見は、安定した食料供給とその生産の担い手を育成するため方策を考える上での手がかりとなる。
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