研究課題/領域番号 |
15K01915
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ジェンダー
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研究機関 | 滋賀大学 |
研究代表者 |
菊地 利奈 滋賀大学, 経済学部, 准教授 (00402701)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 詩 / 日本近現代詩 / ジェンダー / 女性文学 / 翻訳論 / 比較文学 / フェミニズム / 女性詩 / 翻訳 / 文学 / 戦争詩 / 日本語文学 / 近現代詩 |
研究成果の概要 |
2015年4月から2019年3月までの研究期間のうち、2016年8月から2019年3月までの間、オーストラリア国立大学(ANU)とキャンベラ大学(UC)にて研究をすすめた。国際共同研究の成果として、オーストラリアの詩の出版社からバイリンガル・アンソロジーを出版した。その他、オーストラリア・米国・日本の詩誌に、翻訳や論文を発表し、国際学会やシンポジウム等で女性詩について研究発表をおこなった。
2017年9月には、女性詩に関する国際シンポジウムをANUにて開催した。また、UCで開催された国際詩祭では、2017年と2018年両年とも、日本から女性詩人を招き、バイリンガル朗読会等を企画・実施した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近現代の日本語女性詩の国際的な研究が進まないひとつの理由に、詩の翻訳が進んでいないことがあげられる。本研究は、英訳が進まず、それがために日本国外で読まれることが少ないが文学的価値のある作品を英訳することにより、日本語女性詩の国際的な研究の発展に寄与するものである。また、国際詩祭等でのバイリンガル朗読を通し、すぐれた日本語女性詩作品を日本語圏外に伝えることに貢献する。
企画したバイリンガル朗読会は、日本国内でも国外でも、すべて一般公開とし、多くの人に日本語詩の魅力を伝えることを目的とした。ワークショップやセミナーにおいても多くは公開講座とし、専門知識の社会還元につとめた。
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