研究課題/領域番号 |
15K01917
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ジェンダー
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
林 葉子 大阪大学, 文学研究科, 招へい研究員 (60613982)
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連携研究者 |
王 蘭 佛教大学, 公私立大学の部局等, 非常勤講師 (10725659)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 人身売買 / 検黴 / 近代公娼制度 / 廃娼運動 / 娼妓 / 自由廃業運動 / 日清戦争 / 日露戦争 / 買売春 / 性病 / 日英帝国関係史 / 公娼制度 / 帝国 / セクシュアリティ / ジェンダー / 衛生 / 救世軍 / 矯風会 / 軍隊衛生 / 廓清会 |
研究成果の概要 |
本研究では、主に日清・日露戦争期の帝国日本における人身売買の実態について調査し、その原因としての近代公娼制度の形成過程を明らかにした。また、国際的な廃娼運動団体が、日本の公娼制度の存廃問題に、どのように介入し、当時の日本社会にいかなる変化をもたらしたのかを明らかにした。 それらの研究成果は、単著(林葉子『性を管理する帝国-公娼制度下の「衛生」問題と廃娼運動』大阪大学出版会、2017年)および、共編著(林葉子・青木直子(編)『開く日本・閉じる日本-「人間移動学」事始め』大阪大学文学研究科、2017年)にまとめた。
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