研究課題/領域番号 |
15K01943
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
観光学
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研究機関 | 名古屋工業大学 |
研究代表者 |
武田 竜弥 名古屋工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (90254127)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 産業観光 / 複合観光 / 都市の再開発 / 国際研究者交流 / フランス |
研究成果の概要 |
①ドイツ・オーバーハウゼン市とデュースブルク市の観光振興策の比較分析を行い、産業観光地の持続的な発展のためには、産業遺産と他の観光資源を結び付けた複合観光の推進が重要であることを明らかにした。②フランスの代表的なワイン産地を調査し、ワインツーリズムを軸とした複合的な観光戦略のモデルを抽出した。特にボルドーについては、1995年に開始された都市の再開発と観光振興の展開を「住みよい町づくり」と「訪れたい町づくり」の対比という視点から分析し評価した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年わが国でも産業観光が新たな観光の一形態として認知されるようになってきた。しかしその歴史の浅さなどから、これまでは焦点を絞るという形で産業観光の推進が考えられ、たとえ優れた産業観光地であっても、ブームが一巡すると急速に客足が遠のくという事例が少なくなかった。それに対して本研究では、産業観光の先進地であるドイツおよびフランスの事例をもとに、産業観光を他の観光資源と結び付けた複合観光のモデルを提案した。その成果は産業観光のすそ野を広げ、産業観光地の持続的発展に寄与するところが大きいと考えられる。
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