研究課題/領域番号 |
15K01945
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
観光学
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研究機関 | 和歌山大学 |
研究代表者 |
堀田 祐三子 和歌山大学, 観光学部, 教授 (40346250)
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研究協力者 |
山田 良治
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | レジャー / レクリエーション / 観光 / 地域生活空間 / 生活者 / 労働 / 住まい / 民泊 / イギリス / 観光空間管理 / 集客 / BID / 住む / 宿泊 / 観光公害 / 生活文化 / 生活遺産 / 観光空間 / 宿泊施設開発 / 景観 |
研究成果の概要 |
観光が高度化・大衆化するなかで、生活(空間)と観光(空間)の接近が進み、楽しみやレクリエーション活動(その一形態としての観光)が生活空間―さらには都市空間―の秩序を規定する兆しが生まれている。 生活者が観光を通じて他所を知り、生活者が観光する者を受け入れることで他者の目を通して自らの生活空間を知る。このことが生活者の空間への意識や関与を高めており、景観の質の向上や地域コミュニティの関係性の維持や改善にもつながる可能性があることを指摘した。 他方生活と観光の接近が新たな対立も生み出しており、観光という観点をも組み込んだ都市空間管理がこれまで以上に必要となってきている。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
都市における観光空間およびレジャー・レク活動の空間形成を、住まいを中心とした生活空間との関連においてとらえた点に学術的な意義がある。また、生活者の空間に対する意識や実践的な関与のあり方と観光の発展との関連性についての考察は、今後観光という視点を含む都市空間形成において、関係者の主体的な関与を高めていくうえで有益な示唆を含むものである。
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