研究課題/領域番号 |
15K01977
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
哲学・倫理学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
篠澤 和久 東北大学, 情報科学研究科, 教授 (20211956)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 論理的思考 / ICT活用型授業 / 教科横断型授業 / プログラミング教育 / クリティカルシンキング / アクティブラーニング / 実践的推論 / 批判的思考 / ICT活用 |
研究成果の概要 |
研究成果の概要は、以下の二つに集約される。ひとつは、仙台市教育センターおよび仙台市教育委員会と連携しながら、本研究期間中に開催された全国学会(第21回視聴覚教育総合全国大会と第68回放送教育研究会全国大会[いずれも平成29年])におけるモデル授業の公開発表である。もうひとつは、本研究期間中に蓄積してきた小中学校の多面的な授業案を平成28・29・30年度版としてウェブ公開(仙台市教育センター)したことである。いずれも、仙台市内の小中学校教員との緊密な協力体制のもとに、ICT活用教科横断型の授業モデルの構築に取り組むことで実現できたものであり、モニュメント的な成果となっている。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
研究成果の学術的意義となる論文と書籍は、アリストテレスを主たる題材としながら、自然学的および倫理学的な推論・論証のあり方をテーマとして発表された。また、論理的思考とつながるプログラミング教育についても、実証的な調査研究を継続的に実施して、その成果は学会発表され、今後義務化されるプログラミング教育を実践的に指導する上での知見を提供するものである。 研究成果の社会的意義のひとつは、上記の成果の一部を高校生向けの副読本として刊行した書籍が韓国語訳として出版されたことである。また、教育現場の教員と連携して検討してきた多種多様なモデル授業の提案は、社会的貢献として高い意義をもつ内容となっている。
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