研究課題/領域番号 |
15K01978
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
哲学・倫理学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
村上 祐子 東北大学, 文学研究科, 准教授 (80435502)
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研究分担者 |
辰己 丈夫 放送大学, 教養学部, 教授 (70257195)
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研究協力者 |
大谷 卓志 吉備国際大学, アニメーション文化学部, 教授 (50389003)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 情報哲学 / 情報教育 / 情報倫理 / 拡張人格 / 自律システム / 人工物を含む生態系 / 人工知能 / 行為論理 / 情報の哲学 / 社会と情報 / 人工知能と社会 / 情報と教育 |
研究成果の概要 |
課題期間中に当初想定の人工知能が人類を滅ぼすというシンギュラリティ論の指摘するフェーズは過ぎたと判断し、電子的法人格、人間性、責任など哲学的概念の変容に注目して分析を進めており、欧州において実務提案が行われたことから方向性は正当化された。論理的記述については今後も進展させたい。学術・実務・教育というそれぞれの現場における人工知能の利用について調査した。人工知能の学術利用の可能性と研究者の労働代替のリスクについて議論を行った.教育現場における人工知能利用に関して現場のニーズについてケーススタディを行ったが、道徳的ジレンマの詳細分析は今後の課題である。
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