研究課題/領域番号 |
15K01982
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
哲学・倫理学
|
研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
松本 大理 山形大学, 地域教育文化学部, 准教授 (20634231)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
|
キーワード | カント / 実践哲学 / 偶然性 / 九鬼周造 / 人格の尊厳 / 自由 |
研究成果の概要 |
本研究はカントの実践哲学における偶然性の契機について考察するものであり、この問題を特に人間の尊厳概念との関連において考察した。人間の尊厳は、普遍性や必然性という契機によって捉えられることが一般的であるが、しかし同時に唯一性や固有性といった偶然性の契機も含意している。後者に関して十分な検討がなされてこなかったことを踏まえ、本研究において、カントの理性的存在者に対して、交換不可能な唯一の傷つきやすい存在者としての特徴を読み込む可能性を検討した。
|