研究課題/領域番号 |
15K01987
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
哲学・倫理学
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研究機関 | お茶の水女子大学 |
研究代表者 |
中野 裕考 お茶の水女子大学, 基幹研究院, 准教授 (40587474)
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研究分担者 |
浜野 喬士 明星大学, 人文学部, 准教授 (20608434)
山蔦 真之 名古屋商科大学, コミュニケーション学部, 講師 (50749778)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 批判哲学 / 体系性 / 真理 / 善 / 美 / 体系 / 超感性的なもの / カント |
研究成果の概要 |
現在、アカデミックな哲学研究は専門分化が進み、哲学本来の特徴である全体的な視野を失った研究が多いと言われる。カントについての研究がすでに哲学研究の一専門分野になってしまっているが、そのカント研究の中でもその傾向は強く、理論哲学、実践哲学、美学、目的論と専門分野が分かれてしまっている。その傾向を多少なりとも改善すべく、本研究は、カント研究に定位しつつも哲学諸分野の全体的な連関を視野に収めた成果を生み出すことを目指した。その結果、真、善、美という基本的な価値相互の連関が「超感性的なもの」という重要概念を蝶番として辛うじて確保されようとしていることが明らかになった。
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