研究課題/領域番号 |
15K02005
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
哲学・倫理学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
圓谷 裕二 九州大学, 人文科学研究院, 教授 (60227460)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | カント / メルロ=ポンティ / 超越論的哲学 / 現象学 / 基礎づけ主義 / 相対主義 / 歴史主義 / アプリオリ主義 / ハンナ・アーレント / 行為論 / アプリオリとアポステリオリ / 多元論 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、カントの超越論的哲学とメルロ=ポンティの現象学を比較することによって、近現代哲学の全般的な動向を見定めることである。このことはまた、カントの基礎づけ主義の哲学とメルロ=ポンティの相対主義的・歴史主義的哲学を比較することでもある。これら二つの傾向は、近現代哲学全般のうちに見届けられるものであり、本研究の最終目的は、相反するこれら二つを架橋することである。本研究は、この課題を、単に理論的観点のみならず、実践的・倫理的観点や美学・芸術学的観点からも遂行しており、この意味において本研究は、今後の西洋哲学の研究に対して一石を投じるものである。
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