研究課題/領域番号 |
15K02013
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
哲学・倫理学
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研究機関 | 下関市立大学 |
研究代表者 |
桐原 隆弘 下関市立大学, 経済学部, 教授 (70573450)
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研究分担者 |
今井 敦 龍谷大学, 経済学部, 教授 (10380742)
中島 邦雄 独立行政法人水産大学校, その他部局等, 教授 (00416455)
小長谷 大介 龍谷大学, 経営学部, 教授 (70331999)
増田 靖彦 龍谷大学, 経営学部, 教授 (50350369)
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研究協力者 |
飯森 伸哉
稲葉 瑛司
川野 正嗣
熊谷 エミ子
西尾 宇広
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 自然倫理 / コスモロジー / 生命倫理 / 生殖医療技術 / ヒト遺伝子への技術介入 / 自律と公正 / 献身 / 道徳の社会理論 / マルクス主義 / 内的自然の改善 / 類倫理 / 生命の自然発生性 / 自己の生の自律的形成 |
研究成果の概要 |
本研究では、F・G・ユンガーの戦後思想の検討を通じて、現代自然倫理学の諸潮流を体系的・批判的に考察することを目指した。自然倫理研究については生殖医療技術論を主題として3本の論文を公刊するなど進展が見られた。一方、ユンガーの「コスモロジー」思想の意義、および戦後の諸思想との比較については十分な考察を行うことができなかった。研究会を重ねることで『技術の完成』の翻訳出版にまで漕ぎつけ、かつこれに研究論文にも匹敵する分量の解説文を付したことは最大の成果である。今後は、翻訳出版を無事終えたうえで、この翻訳書に対する読者層の反響を見ながらF・G・ユンガー研究を継続し、かつ自然倫理研究も深めていきたい。
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