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記憶に関する現象学的・精神医学的研究

研究課題

研究課題/領域番号 15K02014
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 哲学・倫理学
研究機関東北学院大学

研究代表者

小林 睦  東北学院大学, 教養学部, 教授 (20292170)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
研究課題ステータス 完了 (2017年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワード現象学 / フッサール / 連合 / 精神医学 / P.ジャネ / 解離 / 心的外傷 / 心のモデル / 記憶 / ジャネ / エランベルジェ / 解離性同一性障害 / フランク・パトナム / ヴァン・デア・ハート / 想起
研究成果の概要

本研究は、記憶の構造を統合的に理解するための「心のモデル」について考察することを目的としていた。具体的には、〈記憶の原理〉としての「連合」と〈記憶の病理〉である「解離」とを対照し、両者の関係性を検討することを行なった。そこから明らかになったのは、①「解離」は「連合」の単なる欠如態ではないということ、②むしろ、我々にとっての「心」のあり方は、本来離散的な複数の記憶体系として存在しているということ、③通常は「連合」の働きが離散的な記憶体系を統合しているが、心的外傷体験をきっかけに「連合」が機能不全に陥り、離散的な記憶体系がむき出しになる現象が「解離」ではないか、ということである。

報告書

(4件)
  • 2017 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2016 実施状況報告書
  • 2015 実施状況報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて 2017 2016 2015

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件) 図書 (3件)

  • [雑誌論文] 現象学とギブソン─「表象」概念の位置づけについて─2016

    • 著者名/発表者名
      小林 睦
    • 雑誌名

      東北哲学会年報

      巻: 32 ページ: 63-81

    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書
    • 査読あり
  • [学会発表] 現象学とギブソン─「表象」概念の位置づけについて─2015

    • 著者名/発表者名
      小林 睦
    • 学会等名
      東北哲学会
    • 発表場所
      福島大学
    • 年月日
      2015-10-14
    • 関連する報告書
      2015 実施状況報告書
  • [図書] 人間探究─現代人のための4章─2017

    • 著者名/発表者名
      佐藤透編
    • 総ページ数
      222
    • 出版者
      金港堂
    • ISBN
      9784873981147
    • 関連する報告書
      2017 実績報告書
  • [図書] 哲学トレーニング 22016

    • 著者名/発表者名
      直江清隆編
    • 総ページ数
      204
    • 出版者
      岩波書店
    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書
  • [図書] 現代哲学キーワード2016

    • 著者名/発表者名
      野家啓一・門脇俊介編
    • 総ページ数
      270
    • 出版者
      有斐閣双書
    • 関連する報告書
      2015 実施状況報告書

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公開日: 2015-04-16   更新日: 2019-03-29  

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