研究課題/領域番号 |
15K02016
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
哲学・倫理学
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研究機関 | 北里大学 |
研究代表者 |
大石 敏広 北里大学, 一般教育部, 教授 (20442494)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 応用倫理学 / 技術者倫理 / 環境倫理学 / 政治哲学 / 環境プラグマティズム / 日常言語 / 実践的方法論 / 哲学 / 政策の合意 / 重なり合う合意 / 多元主義 / 反根拠付け主義 / 価値の相互連関 / 日常世界 / 価値の多様性 / 自然の地位 / 環境政策の一致 / 自然の内在的価値 / 価値論争 |
研究成果の概要 |
第一に、環境問題を解決するための政策において人々は一致できるかどうかという問題について考察し、日常生活の視点から自然の問題を考えていくことの重要性を明らかにした。第二に、重なり合う合意という考え方について考察し、日常における価値の多様性という視点から、環境プラグマティズムにおける政策の合意の概念を明確にした。第三に、副次的な研究として、日常言語と哲学の関係について考察し、日常言語に即して倫理問題の解決を目指していくべきことを示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
第一に、学術論文の出版や学会発表によって、現在あまり議論されていない応用倫理学の基本的な問題について学術的に議論することの重要性を示すことができた。第二に、研究全体の報告書を出版し、倫理学を専門としない人たちに対する講演を行った。その際に、一般の人たちにも理解できるようにできる限り分かりやすい記述を心がけた。これによって、本研究を、専門を超えて広く応用倫理学について議論するための契機とすることができた。
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