研究課題/領域番号 |
15K02025
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
哲学・倫理学
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研究機関 | 石川工業高等専門学校 |
研究代表者 |
鈴木 康文 石川工業高等専門学校, 一般教育科, 嘱託教授 (50302336)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 現象学 / 身体論 / 倫理学 / 知覚 / 注意 / 哲学 / 思想史 |
研究成果の概要 |
本研究においてフッサールの身体論に関し、日常的な行為において生じる責任の所在について確認した。そのため、その行為にあたって関与する知覚認識や具体的行為にあたって介在する意志、さらには自我のあり方を問うた。 知覚認識に関しては注意機能に着目し、不注意・見落とし等との対比から分析をすすめた。それにより、不注意自身が認識されることが可能かどうかを議論した。その際認知科学の知見を援用し、意志の介在と倫理的な責任の所在を明らかにしていった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
知覚における注意/不注意については、常識とされていることと実体験には大きなギャップがあり、また責任問題に発展する事象についても、注意/不注意に帰することがどの程度妥当か再考を要する事態が予想される。また注意が、たとえば知覚や想像のような特定の一作用ではなく、ある作用の下で機能しており、その働きそのものを対象として捉えられないことが、この問題を考察する困難さを増している。 本研究においては、自動車運転など日常的な身体行為とそこに介在する知覚(および注意機能)を題材として注意現象を現象学はどのように捉えたのか考察し、行為に関する責任の所在を検討した。
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