研究課題
基盤研究(C)
本研究課題は、コンスタンティヌス一世以後のローマ帝国における親キリスト教政策を放棄して新プラトン主義を参照項に多神教系祭儀の振興を志した四世紀のローマ皇帝ユリアヌス(331/2-363年、在位361-363年)の著作にみられる宗教思想を体系的に解明し、彼が「過てる哲人王」「キリスト教の敵」と認識されるに至る経緯を同時代人の著作を分析して明らかにする。また、ユリアヌス像が初期近代に「古典の擁護者」へ、近代以降には「戴冠せるロマン主義者」へ変容を遂げる過程を観察し、その宗教史的意義を考察する。成果の一部は『ユリアヌスの信仰世界 万華鏡のなかの哲人皇帝』(慶應義塾大学出版会、2016年)に結実した。
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宗教研究
巻: 91 号: Suppl ページ: 211-232
10.20716/rsjars.91.Suppl_211
130006589840
ユリイカ 2017年7月臨時増刊号 総特集 大岡信の世界
巻: 49(10)=703 ページ: 206-213
現代詩手帖
巻: 2017年10月号 ページ: 125-125
巻: 90(別冊) ページ: 55-56
巻: 59(9) ページ: 56-59
巻: 89(別冊) ページ: 256-257
エイコーン
巻: 46
東洋学術研究
巻: 54-2 ページ: 111-146