研究課題
基盤研究(C)
1920年代から1950年前後にかけての京都における公共空間についての研究を行った。機械時代の到来は、メディアやコミュニケーションの手段を変え、人と人とのつながりも大きく変容せざるをえなくなる。このような変容を目の当たりにして、当時の京都の美学者や哲学者たちが「集団」や「共同性」の問題をどのように考えたのかを検討した。共同性の基礎になる感情移入論や対話の論理について検討した。同時代の京都の知識人の主要な著作や雑誌論文・対談なども分析対象として、そのなかで「集団」や「共同性」の論理を位置付けた。
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大阪商業大学比較地域研究所「Milepost}
巻: 第34号 ページ: 5-8