研究課題/領域番号 |
15K02110
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
美学・芸術諸学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
渡辺 浩司 大阪大学, 文学研究科, 准教授 (50263182)
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研究分担者 |
伊達 立晶 同志社大学, 文学部, 教授 (30411052)
田之頭 一知 大阪芸術大学, 芸術学部, 教授 (40278560)
石黒 義昭 大阪歯科大学, 歯学部, 講師(非常勤) (40522785)
井上 由里子 静岡文化芸術大学, 文化政策学部, 講師 (70601037)
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研究協力者 |
井上 由里子 立命館大学, 非常勤講師
横道 仁志 日本学術振興会, 特別研究員
井奥 陽子 東京藝術大学, 大学院生
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 美学 / 弁論術 / 修辞学 / レトリック / バウムガルテン / マイアー / コモン・センス / 芸術学 / 共通感覚 / レトリッック / イマジネーション |
研究成果の概要 |
美学は、弁論術の影響のもとで創建されたが、美学の影響のもとで今度は弁論術が衰退していった。この大きな流れを、コモン・センセという考えかたを中心にして、エクフラシスやイマジネーションといった弁論術のここの術語にも焦点をあてて解明した。美学成立前夜は、弁論術を論理学から切り離す動きがある一方で、弁論術を論理学や哲学の中に取り込もうとする動きもあった。バウムガルテンはコモン・センスを常識という意味で用いてた。マラルメとポーは、言葉と意味の正しい遣い方という伝統的な弁論術のあり方を疑い、意味から切り離された言葉の世界を追求した。こうした言葉だけの世界を求める傾向は現代演劇にも認められる。
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