研究課題
基盤研究(C)
本研究では、プロティノスの美学思想における感覚の働きの特質を明確化にするために、感覚作用が知的作用に連係して哲学構造に組み込まれる積極的な面をもつことの解明を、把握という概念等に関わるテキストの読解と解釈を通じて行った。感性的領域から知性的領域への移行の様態を、移行の出発点自体の重要性を見定めることで理解することを試み、その際、受動的な感覚と能動的な把握と関係に着目しつつ、魂の機能についての議論の分析と考察を遂行した。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち謝辞記載あり 1件) 学会発表 (6件) (うち国際学会 3件、 招待講演 1件)
Proceedings of ICA 2016, Seoul National University
巻: 1 ページ: 460-464
ミシェル・アンリ研究
巻: 7 号: 0 ページ: 41-61
10.20678/henrykenkyu.7.0_41
130007051257