研究課題/領域番号 |
15K02123
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
美学・芸術諸学
|
研究機関 | フェリス女学院大学 |
研究代表者 |
近藤 存志 フェリス女学院大学, 文学部, 教授 (00323288)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
|
キーワード | イギリス芸術文化史 / 社会改良 / デザイン史 / ニコラウス・ペヴスナー / 芸術文化史学 / モダン・デザイン / 日用の美 / イギリス美術史 / 中世主義 / 芸術文化史 |
研究成果の概要 |
本研究は、建築史・美術史・デザイン史家ニコラウス・ペヴスナーの社会改良を目的とした執筆、社会活動に焦点を当て、これまで注目されてこなかった社会改良家としての芸術史家の実像に迫ろうとするものであった。同時代の一般市民の芸術的素養の育成と産業デザインの質的向上を具体的な目標に定め、芸術・デザイン関連の雑誌の編集、一般読者向け記事の執筆、ラジオ講演等を通して、広くデザインに関する国民的関心を啓発し、一般市民の日常生活の向上と美的素養の育成に芸術文化史的側面から貢献しようとしたペヴスナーの多彩な活動は、彼の社会改良への情熱を常に重要な原動力としていた。
|