研究課題/領域番号 |
15K02135
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
美術史
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研究機関 | 東京藝術大学 |
研究代表者 |
小林 亜起子 東京藝術大学, 美術学部, 講師 (00618275)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | ゴブラン製作所 / タピスリー / フランソワ・ブーシェ / ポンパドゥール夫人 / ボーヴェ製作所 / 18世紀フランス美術 / 装飾芸術 / 王立ゴブラン製作所 / ルイ15世 / 王立ボーヴェ製作所 / 王立絵画彫刻アカデミー / サロン / 18世紀 / ブーシェ / ロココ絵画 |
研究成果の概要 |
本研究は、18世紀ゴブラン製作所のタピスリーの名声を高める上で貢献したフランソワ・ブーシェの下絵制作活動について、包括的に論じるものである。ブーシェは1755年にゴブラン製作所の総検査官として迎えられ、壁掛けをはじめ椅子の上張りとして用いるタピスリーの下絵を提供した。調査・研究によって、ポンパドゥール夫人のためにゴブランで織られたブーシェの下絵に基づく連作やタピスリーを用いた家具に関する新知見を得ることができた。また、18世紀ゴブラン製作所とボーヴェ製作所のタピスリーの比較考察などを通じて、両製作所の作品にみられる図像表現や様式的特徴について明らかにした。一連の成果は国内外で発表・公刊された。
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