研究課題/領域番号 |
15K02141
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
美術史
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
伊藤 奈保子 広島大学, 文学研究科, 准教授 (20452625)
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研究協力者 |
朴 亨國 武蔵野美術大学, 造形学部, 教授 (00350249)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | スマトラ / マレー半島 / シュリーヴィジャヤ / 仏像 / 密教 / ジャワ / パダン |
研究成果の概要 |
東南アジアに伝来したインドの宗教美術のうち最もインド色の濃いシュリーヴィジャヤの造形的特質を明らかにするために、シュリーヴィジャヤの中心地と推定されているスマトラ、マレー半島に現存する神像、仏像、法具等を中心に調査研究を行った。スマトラのジャンビ出土の鋳造像はインドのパーラ朝か、マレー半島のドバラバティ様式に近いことが考えられ、スマトラの北部では南インド系の作品も認められた。インドの南東地域の一部の寺院はジャワのヒンドゥー寺院と類似し、マレー半島の像は南インドのチョーラ朝より影響を受けた可能性がある。いずれの地域も尊像及び法具から密教的要素が確認できたことも本研究の成果の一つである。
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