研究課題
基盤研究(C)
本研究は、ルネサンス期にエステ家の支配したフェッラーラにおける美術活動に関して、君主の世代間、複数の画家間、ジャンル間等、多様な関係性という新たな観点からの総合的理解を目指した。とりわけ複数の君主の治世にわたって制作が継続された美術プロジェクト、複数の世代の画家たちによって受け継がれた要素、大壁画と板絵や写本彩飾画との相互的な関連、祝祭・演劇と美術活動の関連といった、様々な関係性の網目から、エステ宮廷の美術の特徴を新たに抽出した。
すべて 2017 2016
すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (1件) 図書 (2件)
哲学年報
巻: 76 ページ: 33-54