研究課題/領域番号 |
15K02180
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
芸術一般
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研究機関 | 京都大学 (2016-2017) 首都大学東京 (2015) |
研究代表者 |
木下 千花 京都大学, 人間・環境学研究科, 准教授 (60589612)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 検閲 / 日本映画史 / ジェンダー / 内務省 / 占領期 / ポスト占領期 / 民間情報教育局 / 映画倫理規程管理委員会 / 性表現 / セクシュアリティ / 花街 / 移民 / 植民地 / 性労働 / リプロダクティヴ・ライツ / 科学映画 / 映画 / 溝口健二 |
研究成果の概要 |
内務省による全国統一映画検閲が開始された1925年から、連合軍占領下の検閲を経て、1949年に映画産業による自主規制機関として映画倫理規程管理委員会が立ち上がり、さらに1956年に映画倫理委員会(映倫)として改組されて業界外の第三者が審査を行う現在の映倫体制が確立されるまでの約30年間を対象とし、検閲台本、内規、検閲記録、会議報告のようなアーカイヴ資料を調査した。性表現に焦点を絞り、資料を現存フィルムとつき合わせて綿密なテクスト分析を行って映画テクストと法、政治、社会、ジェンダーとの関係を明らかにした。研究成果は国際学会で報告するとともに、書籍の一部として出版した。
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