研究課題/領域番号 |
15K02182
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
芸術一般
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研究機関 | 鳥取大学 (2017-2018) 同志社大学 (2016) 大阪市立大学 (2015) |
研究代表者 |
川井田 祥子 鳥取大学, 地域学部, 教授 (40567632)
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研究分担者 |
佐々木 雅幸 同志社大学, 研究開発推進機構, 嘱託研究員 (50154000)
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研究協力者 |
嘉納 礼奈
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 障害者 / 芸術表現 / 社会的包摂 / well-being / 社会的排除 / アール・ブリュット / セルフエスティーム |
研究成果の概要 |
障害者が芸術表現活動を行うことによって本人や周囲にどのような変化をもたらすのか、とくに生み出された作品をどのように位置づけて評価するべきかに関して研究を実施した。具体的には研究会と国際シンポジウム、さらに国内外の調査を行った。明らかになったことは、障害は社会制度上の不備によってもたらされるものであるという「社会モデル」に基づく支援を、芸術分野においても展開しなければならないということである。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
欧州先進諸国においては、社会的包摂を具現化するために文化政策と福祉政策の融合を促進している。日本では近年、障害者の芸術表現への関心が高まっているものの、その支援方法については各地で模索が続いている。本研究によって、欧州の先駆者たちの実践事例を紹介するとともに、その背景にある思想を明らかにしたことによって、障害をもつアーティストへの支援策や社会的課題解決のためのヒントを提示できたと考えられる。
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