研究課題/領域番号 |
15K02188
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
芸術一般
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研究機関 | 一般財団法人大阪国際児童文学振興財団 (2017) 成城大学 (2015-2016) |
研究代表者 |
鷲谷 花 一般財団法人大阪国際児童文学振興財団, その他部局等, 特別専門員 (10727100)
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研究分担者 |
土居 安子 一般財団法人大阪国際児童文学振興財団, その他部局等, 総括専門員 (00416257)
岡田 秀則 独立行政法人国立美術館東京国立近代美術館, その他部局等, 主任研究員 (30300693)
吉原 ゆかり 筑波大学, 人文社会系, 准教授 (70249621)
アン ニ 日本映画大学, 映画学部, 特任教授 (70509140)
鳥羽 耕史 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (90346586)
紙屋 牧子 独立行政法人国立美術館東京国立近代美術館, その他部局等, 研究員 (20571087)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 幻灯 / メディア / 社会問題 / 社会運動 / 労働組合 / 映像文化 / 文化工作 / セツルメント / 労働運動 / 占領期 / 失業対策事業 / 炭鉱 / ジェンダー / 映像メディア / 満洲 / 戦後日中文化交流 / 幻灯(スライド) / 引揚 / 映画史 / スクリーン / 社会問題・社会運動 / 中国映画 / ライブ・パフォーマンス / 文化サークル / 1950年代 |
研究成果の概要 |
幻灯(スライド)は、従来「映画以前」の映像メディアとして認識され、20世紀初頭の映画の普及以降の動向については、ほとんど研究対象とされてこなかった。それに対して、本研究では、幻灯が第二次世界大戦期の日本で復興し、戦後の教育及び社会運動の場で幅広く活用される過程に注目した。1940~50年代につくられた幻灯のフィルム及び説明台本を多数発掘し、また、当事者及び遺族に対する聞き取り調査を実施することで、従来知られていなかった昭和期の幻灯文化の実態の一端を解明した。発掘したフィルム資料については、アナログ及びデジタル復元に取り組み、山形国際ドキュメンタリー映画祭等での一般向けの上映活動を展開した。
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