研究課題/領域番号 |
15K02197
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
芸術一般
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研究機関 | 洗足学園音楽大学 |
研究代表者 |
大類 朋美 洗足学園音楽大学, 音楽学部, 講師 (80587999)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 即興演奏 / コミュニティ・エンゲージメント / ティーチング・アーティスト / アート・エデュケーション / アーツ・エデュケーション / キーボードハーモニー / クラシック演奏家 / アートエデュケーション / アウトリーチ / ピアノによる和声学 / ピアノ実技レッスン / 通奏低音 / コミュニティ / クラシック音楽 / 和声 / 作曲 / 編曲 / ティーチングアーティスト / 演奏法 |
研究成果の概要 |
本研究は演奏と作曲の専門領域が分化し、演奏家は演奏の技術に重きを置き、楽譜がないと音楽できなくなってしまったクラシック奏者の教育を考え直し、即興演奏を通した総体的な学びを活性化することを目的とした。新しい時代を生きる音楽家にとって、横断的な音楽能力を身につけることは、変遷する社会の新たなニーズや場を開拓して行くことに繋がると考えたからである。 欧米の高等教育機関における即興演奏の専門家の知見を得ながら、即興演奏の教育法と実践的研究を進め、それを我が国の音大の授業・学会・講座・コンサート等で発表することにより、未来を担う音楽家達の音楽活動の場を広げることに寄与している。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果としては、クラシック分野における即興演奏の教育先行的事例や、海外の研究者による関連書籍を我が国の音楽大学にて紹介したり、教育の場と演奏会などで実践したことにある。 こうした取り組みを通して、音大生の即興演奏に対する関心が高いことがわかった。これまで即興演奏に興味があっても、着手方法がわからなかった演奏者に即興演奏の教育的価値を見い出す機会を創出できた。そしてその体験を、未来を担う音楽家が彼ら自身の音楽活動(アウトリーチや様々な地域活動)に活用させていくならば、音楽学習者や享受者の音楽を通したクリエイティビティへと発展させることができるであろう。
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