研究課題/領域番号 |
15K02213
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本文学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
渡部 泰明 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 教授 (60191813)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 和歌史 / 百人一首 / 藤原定家 / 西行 / 縁語的思考 / 正徹 / 幽玄 / 藤原基俊 / 源氏物語 / 万葉集 / 文献学 / 古注釈 / 注釈学 / 家集 |
研究成果の概要 |
本研究は、『百人一首』の文献学的研究を行い、『百人一首』の古注の相互関連について調査・考察したうえで、その成果を踏まえて、『百人一首』の注釈学的研究を行うという手順をとった。注釈学的研究においては、それぞれの歌人の家集における位置づけやそれとの関連を重視することによって、作者の表現意図を正しく析出するという方法を採用した。その過程において。それぞれの作品に共通して「縁語的思考」と呼ぶべき表現意識が見られることを発見した。この「縁語的思考」を基軸にして、和歌史の中で個々の和歌および『百人一首』という作品を意味づけた。その成果は、『中世和歌史の研究 様式と方法』の単著として結実した。
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