研究課題/領域番号 |
15K02214
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本文学
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研究機関 | お茶の水女子大学 |
研究代表者 |
山本 まり子 お茶の水女子大学, 文教育学部, 非常勤講師 (80385971)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 和漢朗詠集 / 藤原公任 / 粘葉本和漢朗詠集 / 世尊寺家 / 伝本 / 写本 / 校本 / データベース / 唐紙切和漢朗詠集 / 下絵切和漢朗詠集 / 藤原伊房 / 書 / 本文 / データベースシステム / 粘葉本 / 伊予切 / 雲紙本 / 関戸本 |
研究成果の概要 |
本研究は平安時代の書写とされる『和漢朗詠集』諸伝本について、書写内容、及び書の面から改めて検討を行い、その実態を明らかにし、それらの分類と系統立てを試みたものである。その研究成果を踏まえ、本研究の一環である『和漢朗詠集』諸伝本の収集・集成を行い、また、より活用し易い形での情報開示の在り方について提言した。それに加え、取り上げた各伝本の書写内容の全てを検索し得る「語句検索システム」を構築した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現存する『和漢朗詠集』諸伝本の中には、原本が書かれてからわずか数十年後に書写されたと推測されているものもあり、いずれも原本を探る上で貴重な資料である。また能書家の手によるものが含まれていることから、文学のみならず、書を研究する上でもその学術的価値は高い。 本研究成果は文学・書の領域の研究の活性化を促すものであり、『和漢朗詠集』の研究にとどまらず、他作品の研究に資すると考える。
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