研究課題/領域番号 |
15K02218
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本文学
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研究機関 | 琉球大学 |
研究代表者 |
前城 淳子 琉球大学, 人文社会学部, 准教授 (90336355)
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研究協力者 |
仲間 恵子
石川 恵吉
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 琉歌 / トゥバラーマ / トーガニ / 琉歌詩形歌謡 / 抒情歌謡 |
研究成果の概要 |
本研究は琉歌だけでなく宮古のトーガニ、八重山のトゥバラーマを含めた琉球列島の短詩形抒情歌謡の表現研究をすすめるための基盤づくりを目的とする。そのため各地の祭祀で演唱されている琉歌詩形の歌謡の収集・整理を行うとともに、宮古や八重山の短詩形抒情歌謡の収集・整理を行った。また、収集した資料の中から「花」が歌われたトゥバラーマを抽出し、トゥバラーマでは「花」が恋や若さを表わすために用いられていることを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで琉球の抒情歌謡の研究は、王府儀礼の中で歌われる琉歌に関するものや、歌集として残されている琉歌の表現研究、琉歌と和歌の比較研究などが中心であり、沖縄以外の宮古や八重山で歌われる抒情歌謡を視野に入れた研究はほとんどされてこなかった。本研究により、琉歌だけでなくトーガニやトゥバラーマの表現研究をすすめるための基盤整備がなされたことで、琉球列島全体を見渡した抒情歌謡の研究が進められることが期待できる。
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