研究課題/領域番号 |
15K02233
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本文学
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研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
藤巻 和宏 近畿大学, 文芸学部, 教授 (00468878)
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研究協力者 |
植田 麦
小野 佳代
柏原 康人
神津 武男
高橋 寛
橋本 正俊
花川 真子
浜畑 圭吾
古川 攝一
森 誠子
吉田 唯
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 日本文学 / 書誌学・文献学 / 仏教学 / 美術史 / 日本史 / 日本思想史 / 寺院資料 / 文化財保存 |
研究成果の概要 |
本研究課題は、大阪府大阪市北区に所在する宝珠院(菅原山天満寺宝珠院)という真言宗寺院の所蔵資料調査に基づくものである。宝珠院は、かつて大阪市教育委員会による仏像調査がなされたが、その対象とならなかった典籍・文書・絵画等を主たる対象としている。この4年間で一通りの調査を終え、データの点検作業に取りかかっている段階である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の意義は、未整理ゆえ“死蔵”状態にある宝珠院所蔵資料を、将来的な文化財保存をも見通しつつ調査・整理・分析・紹介することにより、研究資源の整備と提供をおこなうことを主眼とする。それに加え、宝珠院を起点とする中世から近代に至る諸寺社・人物のネットワーク(寺社圏)が明らかとなり、また、如意宝珠信仰・弘法大師信仰・天神信仰といった、個別の寺院や地域を越えた思想史的研究や、所蔵される仏書以外の諸資料や文化人との交流から、文化史的研究に資する成果が期待できる。
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