研究課題/領域番号 |
15K02249
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本文学
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
尾崎 千佳 山口大学, 人文学部, 准教授 (50335759)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2017年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 西山宗因 / 連歌 / 俳諧 / 談林俳諧 / 連歌師 / 俳諧師 |
研究成果の概要 |
「西山宗因年譜考証」を完成させた。2020年度中の公刊をめざして、2019年6月現在、出版社との交渉に入っている。また、同考証の作成と併行して、「西山宗因の俳業」「宗因における出家とその意味」「宗因と伊勢続貉」ほか論文4篇を執筆・公表した。これら一連の伝記研究を通して、俳諧点業を兼業した連歌師としての宗因像を提出し、従来の連歌師宗因像に変更を迫った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
研究代表者が編集委員をつとめ、本研究課題の基盤となった『西山宗因全集』全6巻(八木書店)は、連歌俳諧史の空白を埋める業績として高く評価され、平成三十年度芭蕉祭文部科学大臣賞を受賞した。本研究成果は、同全集に収録した諸資料を駆使したものであり、連歌俳諧研究にさらに寄与するとともに、近世初期の政治史や文化史の解明にも貢献する成果である。
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