研究課題/領域番号 |
15K02301
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
英米・英語圏文学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
小口 一郎 大阪大学, 言語文化研究科(言語文化専攻), 教授 (70205368)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 環境批評 / 物質性 / ロマン主義 / ワーズワス / 自然 / 能動的行為者 / 他者 / 物質的環境批評 / 行為者 / William Wordsworth / エコクリティシズム / 物質 / ポスト・ネイチャー / ポスト・ヒューマン / 環境 / 英米文学 / 物質的環境 / John Horne Tooke / 言語理論 |
研究成果の概要 |
近年の地球規模の環境悪化を反映し、人文学においても自然と人間・文化の関係を文化論やテクスト解釈の観点から研究する「環境批評」が重要な研究分野となってきている。 本研究では、環境批評のなかから自然環境の物質性とその文化的認識に焦点をあてた21世紀の理論的潮流を考察し、そこで得られた知見から、自然環境の現代的意識が成立したロマン主義時代のテクストを分析した。環境思想や環境文学の原型となったロマン主義の文化テクストを先端的理論から解釈し直し、その現代的意義を再評価するとともに、環境批評理論を文化テクストや文化史解釈の武器としてさらに鍛えることを意図した。
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