研究課題/領域番号 |
15K02306
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
英米・英語圏文学
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研究機関 | 大阪市立大学 |
研究代表者 |
野末 紀之 大阪市立大学, 大学院文学研究科, 教授 (70198597)
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研究分担者 |
高橋 章夫 大阪市立大学, 文学研究科, その他 (10527724)
藤井 佳子 大阪市立大学, 大学院文学研究科, 非常勤講師 (70379527)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 男性性 / 軍国主義精神 / 唯美主義 / 第一次世界大戦 / 筋肉的キリスト教 / パブリックスクール / 児童文学 / 墓碑銘 / 軍国主義 |
研究成果の概要 |
本研究では、後期ヴィクトリア朝から第一次世界大戦までのイギリスにおいて男性性がいかに構築され軍国主義精神の発揚に寄与したのかを以下の三点から考察した。(1)古典的教養のある唯美主義者とくにJ. A. SymondsやWalter Paterらの言語表象が男性同性愛と軍国主義精神にどう関係しているかを分析した。(2)「筋肉的キリスト教」を代表するCharles KingsleyとThomas Hughesの児童文学および「学校物語」が少年の間に男性性と軍国主義精神をいかに形成したかを調査した。(3)第一次世界大戦に関する大衆文学と墓碑銘に着目し、軍国主義精神の成立と変遷、その実態を検証した。
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