研究課題/領域番号 |
15K02311
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
英米・英語圏文学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
辺見 葉子 慶應義塾大学, 文学部(日吉), 教授 (40245428)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | トールキン / ブリテン島におけるケルト語 / J.R.R. トールキン / English and Welsh / トールキン手稿原稿 / O'Donnell Lecture / アーカイブ調査 |
研究成果の概要 |
英国オックスフォード大学、ボドリアン図書館所蔵のJ.R.R. Tolkienの未刊の手稿原稿、特に「先史観」(これはTolkienの場合とりもなおさず「先史言語観」となる)の理解にカギとなる'English and Welsh'の草稿調査を行った。 この'English and Welsh'のextended edition出版のプロポーザルが正式にthe Tolkien Estateに認められ、英国HarperCollins社からの出版契約を結ぶことが出来た。ここには'English and Welsh'以外のTolkienの「先史言語観」に関連する草稿調査の結果も含める予定である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
Tolkienの学術論文・レクチャーのextended editionはこれまでに二つが出版されているが、今回の'English and Welsh'のextended editionは、それに続くシリーズ第三弾に位置づけられ、Tolkien研究の新動向となった草稿調査に基づく未刊原稿の出版の一翼を担うこととなる。 また、研究成果を英語で英国大手出版社HarperCollins(Tolkien関連の作品をオフィシャルに扱う)から出版することにより、研究者そして一般読者も視野に入れた研究結果発表であり、日本のみならず世界の研究者、Tolkienの読者に対して成果の還元が可能となる。
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