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ジョイス文学とサイレント映画Ⅱ―フィルム・アーカイブ研究を中心に

研究課題

研究課題/領域番号 15K02325
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 英米・英語圏文学
研究機関京都ノートルダム女子大学

研究代表者

須川 いずみ  京都ノートルダム女子大学, 人間文化学部, 教授 (20235857)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
キーワードジェイムズ・ジョイス / 『ユリシーズ』 / 初期映画 / トリエステ / コメディ / アンドレ・ディード / マックス・ランデー / チャールズ・チャップリン / ジョイス / ユリシーズ / クラティネッティ / ロビネット / トントリニ / クリックリー / チネシーノ / ジョイス文学 / クラティネッリ / アーカイブ
研究成果の概要

本研究は「ジョイス文学とサイレント映画-フィルム・アーカイブ研究を中心に」(課題番号:23520343、研究代表:須川 いずみ)に引き継ぎ、モダニズム小説家の代表であるジェイムズ・ジョイスの代表作『ユリシーズ』と初期映画・サイレント映画映画との接点を解明することを目的にしている。前回の研究でジョイスがアイルランドのヴォルタ座で上映し、且残存したフィルム22本を調査した結果、『ユリシーズ』におけるサイレント・コメディ映画の影響を発見した。今回はコメディ映画を中心にサイレント映画のアーカイブ調査を進め、ジョイスの作品におけるアンドレ・ディードとのマックス・ランデーの映画の影響を探るものである。

研究成果の学術的意義や社会的意義

モダニズムの巨匠であるジェイムズ・ジョイスはアイルランドの作家ではあるが,1904年にイタリアのローマからトリエステに移住し、その生涯をヨーロッパ大陸で過ごすことになる。一時期ジョイスはイタリアで観た映画を上演しようとアイルランド・ダブリンに常設映画館をつくろうとする。その事業自体は上手くいかなかったが、その事業に関わることによって彼が観た映画や、その後もヨーロッパにいることによって観た映画がその後の彼の作品に深く関係している。それまでの生真面目なジョイスの作風とは『ユリシーズ』は一線を画すものである。今まで周縁的とされてきた映画的解釈論を試みるのが私の目的である。新たな知見を提供する。

報告書

(5件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 2015 実施状況報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2018 2017 2015

すべて 雑誌論文 (2件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] A Way Out of Joyce's Labyrinth: Reading A Portrait of the Artist as a Young Man2017

    • 著者名/発表者名
      Izumi Sugawa
    • 雑誌名

      Journal of Irish Studies

      巻: 32 ページ: 68-70

    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [雑誌論文] ジョイスとDubliners2015

    • 著者名/発表者名
      須川 いずみ
    • 雑誌名

      Joycean Japan

      巻: 26 ページ: 89-97

    • 関連する報告書
      2015 実施状況報告書
  • [学会発表] ジェイムズ・ジョイスの『ユリシーズ』とコメディ映画2018

    • 著者名/発表者名
      須川 いずみ
    • 学会等名
      日本アイルランド協会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書

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公開日: 2015-04-16   更新日: 2020-03-30  

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