研究課題/領域番号 |
15K02334
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
英米・英語圏文学
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研究機関 | 東京農工大学 |
研究代表者 |
佐藤 容子 東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (30162499)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | W. B. イェイツ / 能 / 狂言 / フォークロア / スピリチュアリズム / サウンド・シンボリズム / アイルランド演劇 / 笑い / 奇跡 / 自伝 |
研究成果の概要 |
アイルランドの詩人・劇作家・神秘家であるW. B. イェイツの後期舞踏劇における表象構造の展開を、アイルランドのフォークロア及び日本の能狂言との関わりから分析した。『三月の満月』では、「切断された首」の表象と能の謡に通じる楽師たちの声の使い方について考察した。『復活』については、キリスト教の新作能、新作狂言との比較を行い、『復活』が能より狂言の形式に近づき、この劇作における「笑い」がダイモーンの出現という奇跡と結びついているとした。 イェイツと能狂言の発展研究として、狂言「不聞座頭」をフェノロサが英訳した原稿の分析を行い、またイェイツの『自伝』における記述法について能の技法の観点から考察した。
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