研究課題/領域番号 |
15K02383
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヨーロッパ文学
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研究機関 | 広島市立大学 |
研究代表者 |
大場 静枝 広島市立大学, 国際学部, 准教授 (60547024)
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研究分担者 |
山内 淳 日本大学, 芸術学部, 教授 (20210320)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 『バルザス=ブレイス』 / ラ・ヴィルマルケ / 民謡 / ブルターニュ地方 / ロマン主義 / バルザス=ブレイス論争 / ブルターニュ文学 / フランス文学 / ブルターニュ / バルザス=ブレイス / 再話文学 / ポスト・ロマン主義 / ケルト / 民間伝承 |
研究成果の概要 |
本研究課題では、フランス文学におけるブルターニュ地方の再話文学の系譜を明らかにすることを目指した。そのために民話や民謡の収集が開始された18世紀後半から19世紀に時代を限定し、特に近代ブルターニュ文学の祖と考えられる『バルザス=ブレイス―ブルターニュの民謡』を中心に、その位置づけと評価の変遷について検証を行った。その結果、主として民謡や民間伝承から成る当時の地方文学に対する評価がロマン主義の潮流と深く関わっていることが明らかになった。また、研究過程で得られた知見に基づいて詳細な解題を付した、本邦初訳となる同書の翻訳を刊行したことは、本研究の大きな成果の一つである。
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