研究課題/領域番号 |
15K02418
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヨーロッパ文学
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研究機関 | 札幌大学 |
研究代表者 |
高橋 健一郎 札幌大学, 地域共創学群, 教授 (80364206)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | ロシア音楽 / アヴァンギャルド / 芸術論 / 音楽批評 / ロシア・アヴァンギャルド / 音楽論 / 音楽史 / 芸術史 / 未来派 / 象徴主義 / ロシア文学 / ロシア芸術 |
研究成果の概要 |
ニコライ・メトネル(1880-1951)に関して、同時代の思想家や芸術家らがその音楽をどのように意味づけていたかを整理した。また、1910年代のロシア・アヴァンギャルドに関わった芸術家たちの音楽論を分析し、その根底に宇宙論的世界観と四次元思想があることを明らかにした。さらに、その思想が当時の言語理論や美術理論などとも共鳴関係にあることを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで、ロシア・アヴァンギャルドの音楽は他の芸術分野や思想とのつながりをほとんどもたないとされてきたが、本研究により、実際には密接な関係があることが示された。また、作品分析に関しても、従来の音楽的手法の新機軸の分析と異なり、作品と思想の関係を考慮に入れた分析をすることにより、音楽作品の新たな側面を浮かび上がらせる可能性を示すことができた。
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