研究課題/領域番号 |
15K02420
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヨーロッパ文学
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研究機関 | 学習院大学 |
研究代表者 |
Pekar Thomas 学習院大学, 文学部, 教授 (70337905)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 亡命文学 / 異文化研究 / トランスカルチャー文学 / 文化接触研究 / 空間 / 超文化研究 / トランスカルチャー性 / 移民文学 / 移民 / 亡命 / トランスカルチュラルテクスト |
研究成果の概要 |
移住に関して、ⅰ)移住者の出身地の文化との関係、ⅱ)受入れ先の文化に対して持つ関係、ⅲ)複数の文化が混合するハイブリッドな領域の創造という3つの文化人類学的観点で移民テキストを分析し、これらの観点で分析する有効性が確認できた。また、移民テキストと第二次世界大戦中の亡命テキストの分析比較により、双方が文化の境界を越えたトランスカルチャー性を有することが明かになった、即ち、双方の著者は複数の文化に属し、文化の多重性が特徴となっている。このことから、移住の経験を文学的に表現することに関しては、移民文学と亡命文学との間に明確な線引きはなく、トランスカルチャー文学という概念のもと分析される必要がある。
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