研究課題/領域番号 |
15K02439
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
中国文学
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
根ヶ山 徹 山口大学, 人文学部, 教授 (20218267)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 徳山藩毛利家 / 毛利元次 / 棲息堂 / 漢籍 / 棲息堂文庫 / 徳山毛利家 |
研究成果の概要 |
徳山毛利家棲息堂旧蔵漢籍の詳細な書誌調査をおこない,既に公刊されている宮内庁書陵部編『和漢図書分類目録』(1951)及び「書陵部所蔵資料目録・画像公開システム」に見られる疑問点を明らかにし,遺漏等を補うことができた。加えて,宮内庁書陵部編『図書寮典籍解題-漢籍篇』(1960)等に基づき,稀覯書・善本についても詳細な書誌調査をおこなった。以上の調査については,本研究において定めた採録すべき書誌項目,すなわち四部分類・書名・巻数・撰者・鈔刻・分類番号・印記・備考に分かち,すべてをデータとして記録した。その結果,「宮内庁書陵部蔵徳山毛利家旧蔵漢籍分類目録」の礎稿を完成させることができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
徳山藩毛利家棲息堂旧蔵漢籍の全体像を明らかにすることにより,全国規模で作成されつつある漢籍データベースにリンクすることが可能となり,本邦における和漢書の集積に寄与することができる。また,毛利元次以来継承され,構成されてきた蔵書群を総合的に把握することにより,徳山藩毛利家の知の原点を探り,同家の知的財産の水準について,客観的・具体的に解明することが可能となる。徳山藩毛利家において貴重された文事は何か,学芸的特徴は何かといった疑問に充分に答えるため,本研究は先蹤ともなり得るものである。とりわけ,棲息堂旧蔵漢籍のうち,稀覯書の精査は,中国学領域における新知見の提出に寄与することができるのである。
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