研究課題/領域番号 |
15K02442
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
中国文学
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研究機関 | 駒澤大学 |
研究代表者 |
佐藤 普美子 駒澤大学, 総合教育研究部, 教授 (60119427)
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研究分担者 |
河谷 淳 駒澤大学, 総合教育研究部, 教授 (60327749)
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連携研究者 |
伊藤 徳也 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (10213068)
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研究協力者 |
姜 涛 北京大学, 中国語言文学系, 教授
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 中国現代美学 / 京派文学 / 朱光潜 / 美的共感 / 中国京派文学 / 国際研究者交流 / 倫理学 / 美感 / 共感 / 京派 / 倫理 / 周作人 / 馮至 |
研究成果の概要 |
本研究は、中国哲学者朱光潜が西洋哲学・文学・心理学から啓発を受けた初期著作『悲劇心理学』(1933)の中で共感、特にaesthetic sympathy(美的な共感)に注目したことを明らかにし、それが1930年代京派文学を特色づける悲哀の美と〈倫理的なもの〉に関わる重要な概念であることを指摘した。さらに、ケンブリッジ大学キングズコレッジ・アーカイブ所蔵の中国人作家の英文書簡を通して、1930年代における京派作家と英国ブルームズベリーグループとの交流の一端を示した。以上二点から、京派文学研究の新たな視角を提出した。
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