研究課題/領域番号 |
15K02451
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
文学一般
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研究機関 | 東京外国語大学 |
研究代表者 |
宇戸 清治 東京外国語大学, その他部局等, 名誉教授 (30185053)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | タイ / 古典文学 / クンチャーン・クンペーン物語 / 翻訳 / パーレーライ寺壁画 / タイ古典文学 / クンチャーン・クンペーン物語 / 前近代タイ社会 |
研究成果の概要 |
「クンチャーン・クンペーン物語」は、インドの仏教文学や中国文学からの影響を受けていない、タイ固有の、もっとも知られた古典文学である。本研究では、この作品の言語学的、文学的、社会史的特質と価値を明らかにした。研究の結果、口伝を基にバンコク王朝初期からラーマ五世時代にかけて編修された「クンチャーン・クンペーン物語」は、アユタヤー時代に成立した一地方の民間説話であったものが、タイを代表する古典文学となったことが分かった。研究に併行して日本語への翻訳も行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
東南アジアの人文科学に関する研究は、社会科学分野に比べれば圧倒的に少ない。本研究はタイで最も著名な古典文学の本格的研究であり、4年間の研究結果と作品の全訳の公開を通じて、わが国のタイ研究、東南アジア研究に大いに寄与できる。
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