研究課題/領域番号 |
15K02464
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
文学一般
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研究機関 | 熊本学園大学 |
研究代表者 |
申 明直 熊本学園大学, 外国語学部, 教授 (50389524)
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研究協力者 |
盧 恩明 熊本学園大学, 非常勤講師
辛 教燦 崇城大学, 非常勤講師
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 東アジア市民 / 中間市民 / 類似市民 / ネットワーク市民 / 華僑華人 / 韓国文学 / コミュニティー / 多文化 / 移住 / 韓国小説 / 韓国映像文学 / 超国家 |
研究成果の概要 |
日本による植民地期以来、東アジアから朝鮮半島への移住、朝鮮半島から東アジアへの再移住を行った人々を描いた韓国の小説と映像文学を分析してみると、新旧華僑華人が各時期別に多様な東アジア市民意識を形成し変貌してきたことが分かる。まず、①植民地期には「植民型中間市民」としての地位を持つ動員された東アジア市民に、②戦後の開発/階級独裁期には、移住先となった国家より同化を強要されたが、市民でありながら市民としての権利を保持しない市民、即ち「同化型類似市民」に、③中国の改革開放以後は、旧華僑華人の帰郷と中国朝鮮族を含む新華僑華人の離散を繋げる「中華型ネットワーク市民」に変貌してきたことなどが把握できた。
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